詐欺師の映画は盛りだくさんと言ってよいほどありますが、ここでは知っておきたいものをいくつか紹介します。
詐欺師は現実に出会ってしまうと困った存在ですが、映画の中ではその強烈な個性が光っています。
最初はスティング(1973)。今も色あせることのない、詐欺師を扱った映画の金字塔。舞台は1936年のシカゴ。師匠をギャングに殺された詐欺師と賭博師が、敵をとるため一緒に組織を追い詰めていく物語。
無駄がない脚本となっていて、軽快なテーマに乗りテンポのよい演出が続きます。ロバート・レッドフォードとポール・ニューマンという二大スターの豪華共演も見ものの一つ。どこか牧歌的なのが嬉しい作品。
続いては邦画のコンフィデンスマンJP(2019)。こちらは人気TVドラマ、コンフィデンスマンJPの劇場版。
お馴染みの詐欺師3人が、香港マフィアの女ボスが所持している、伝説のパープルダイヤを手に入れに香港へ向かう物語。詐欺の才能抜群の危なっかしいダー子、彼女に振り回されるボクちゃん、変装の達人のリチャードというチーム。
あの手この手の詐欺に、まんまと騙されるのが快感となる映画。長澤まさみの得意満面の笑顔が下卑ていて堪らない。竹内結子との女優対決も見もの。
時代は変わっても、詐欺師映画は娯楽の一つですね。
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