2020年8月14日金曜日

詐欺 組み戻し

 詐欺によっては組み戻しが通用する場合もあります。現金をすでに銀行振り込みした時でも、慌てすに行動することが大切です。

先ずは一旦落ち着いて、状況を整理するところから。詐欺事件だとそのことを考える理由を、一つ一つ書き出してみます。

理由に納得がいったら、すぐさま振り込み先の銀行に事情説明。「組戻し」の手続きや「口座凍結」をしてもらうことになります。

銀行としてはこういった通報がない場合、勝手に凍結はできません。この際の組み戻しは、15時以降に振込手続きをしているものの、まだ相手先の口座に振込が到着していない状態などに有効。





口座凍結は、振込詐欺救済法にもとづいた対処。相応の根拠があれば、所有者の了解なしでも実施されます。

この時聞かれるのは、口座名や何時か、振り込み金額など。もし凍結できた場合、振込詐欺救済法の手続きをすれば被害金額が戻ってきます。正式手続きは書類申請

ただし、すぐには口座凍結できない時もあります。そこで被害届けや告訴手続きを警察にもだします。この警察通報も合わせる事により、銀行に口座凍結処理をしてもらいやすくなります。今後のことも考え、銀行担当者の連絡先を控えておきましょう。

とにかく詐欺にあった時にも、慌てないということが大事ですね。





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