詐欺は後払いの利用でも広がっています。これは後払い決済サービスのPaidyを悪用したもの。
Paidyは前もって、携帯電話の番号とメールアドレス登録していると、請求通知が購入翌月にSMSやメールで届きます。以後、後払いで銀行振り込みやコンビニ払いなどで、代金支払ができるというもの。
この後払いを使った詐欺の手口は次の通り。先ず悪意を持った出品者が在庫がないにもかかわらず、メルカリで商品を販売。
購入者が決まってから、出品者はPaidyを利用して、家電量販店などの通販サイトで商品を購入。そして購入者に発送します。
当たり前ですが、購入者は商品を受領すると通常通り、メルカリ経由で出品者に代金支払いをします。いつもなら、ここで取引が完了。
問題はこの後で、出品者はPaidyから届く請求を無視、購入者にPaidyからの請求書が届くよう仕向けます。こういった理由で出品者は、仕入れ代金を負担することなく商品代金を受け取れます。
メルカリには匿名配送サービスもありますが、レターパックや普通郵便などの配送サービスは、送付に必要な住所氏名などが表示。
こういう点もあり購入した人は、Paidy提供元とメルカリの両方に、代金を二重に支払う義務が発生します。一部の仕組みを利用した、悪意ある後払いの詐欺です。
本当に注意したいですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿